★ シーンイラスト1から開始
【アーシャ】
「くぅ! このっ! 放せっ!」
ゾンビに掴まれたアーシャは
すぐさま引きはがそうとしたが
突然、ひどい脱力感に襲われた。
【アーシャ】
(えっ? なんで? 急に力が・・・)
困惑しているアーシャに
死霊使いが声をかけてきた。
【死霊使い】
「ふははは、そのゾンビ達は特別制でな。
触れただけで精気を吸い取り
獲物の自由を奪うように出来ているのだよ」
【アーシャ】
(うぅ、それでこんな・・・)
【アーシャ】
「はぁ!!」
★ 効果音:蹴る
アーシャは精一杯の力を込めて
ゾンビを蹴りつけたが、力が足りず
突き放すことが出来なかった。
【アーシャ】
「あぁ、ダメっ・・・」
★ 効果音:かみつき
★ シーンイラスト2に切り替え
【アーシャ】
「いやああぁぁ!!!」
密着されるのを必死で抑えていたものの
力が入らず、そのまま押し切られ
肩口を思いっきり噛み付かれてしまった。
【アーシャ】
「くぅ・・・このっ・・・ このぉ!」
激痛から逃れるために必死に暴れようと
するが、噛み付かれたことで更に精気を
吸われてしまったのか、力が全く入らない。
そうこうしているうちに
いつの間にか新たなゾンビ達が
わらわらと周りに集まってきていた。
★ (描いて頂いた場合には)シーンイラスト3に切り替え
【アーシャ】
「いやぁ・・・やめて・・・」
青ざめた顔で懇願を何とか声にするも[r]
聞き入れられるはずもなく[r]
ゾンビ達に体中を貪られ始めた。
【アーシャ】
「あっ、ぐっ、がっ! ぐうぅ!!」
むしゃぶりつき、歯を突きたて[r]
そして引き千切る・・・
指を、腕を、肩を、腹を、足を・・・
全身の至るところにゾンビが齧りつく。
布に覆われていようが、骨が歯に当たろうが、
構うことなく、とにかく貪りつく。
【アーシャ】
(うぅ・・・あぁ・・・)
もはや、痛みに叫び声を上げる力すら
アーシャには残っていなかった。
★ エフェクト:暗転
アーシャの体は数時間もしないうちに[r]
その大部分がゾンビ達の血肉と化した。
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