★★　戦闘パートで虫の毒により体が麻痺した直後からスタート　★★


アーシャは無理やりにでも動こうとしたが
上手く動けず、そのまま転倒してしまった。


仰向けに倒れているアーシャの周りを
虫が不快な羽音を上げながら旋回している。


【アーシャ】
（お願い、動いて！　私の体！！）


必死に手足に力を入れるが、強い力で
押さえつけられているかのように
動かすことが出来ない。


　★　 シーンイラスト１に切り替え


周りを取り囲む虫達の内、
数匹がアーシャの体にとまった。


【アーシャ】
「うっ・・・うぅ！」


毒のせいか、声も満足に出せない状態で
それでもどうにか追い払おうと睨みつけるが
もちろん、何の効果もなかった。


アーシャの太ももにとまっていた虫が
口からネバついた液体を吐き出して
股間の辺りに擦り付け始めた。


右腕の虫も同じように
白っぽい液体を擦り付けている。


【アーシャ】
（なっ、何を・・・？）


すると擦り付けられた部分の布が腐食し
ボロボロと崩れ落ちていった。


【アーシャ】
（そんなっ！
　このままじゃ溶かされちゃう！）


液体は肌にまで達し、
ヒリヒリとした痛みを感じた。


【アーシャ】
「あっ・・・うあ・・・」


焦燥するアーシャ。
しかし、その焦りとは裏腹に
虫は液体をそれ以上は吐き出さなかった。


今のうちに早く振り払わなければと思うが
やはり思うようには体が動いてくれない。


そのとき、アーシャの股間を
妙な感覚が襲った。


　★　効果音：くちゃ


【アーシャ】
（なっ！？　まさか！！）


虫が秘裂に腹部の先を押し付けている。


【アーシャ】
（いや！　やめてぇ！！）


　★　　効果音：ずぶし
　★　シーンイラスト２に切り替え


何の抵抗も出来ないアーシャの秘裂に
容赦なく虫の腹部が突き立てられた。


【アーシャ】
「う・・・あ・・・」


硬く冷たいそれは、きつく締まった陰部の肉を
ぐいぐいと押しのけながら奥に進んでいく。


【アーシャ】
（いやぁ・・・入って来ないでよぉ・・・）


体は動かないのに感触だけは
はっきりと伝わってくる。


虫の腹部が半分ほど穴に潜ったところで
進行速度が鈍ってきた。


それでも無理やり押し込もうとして
力を入れているのが分かる。


ブブブブブ―――


【アーシャ】
「――！？」


虫が羽をバタつかせて振動し始めた。
不快な低い音がアーシャの中で響く。


これ以上は進入できないと
思われた虫の腹部が振動の効果で
スムーズに陰部の奥へ進んでいく。


【アーシャ】
「ふぁ・・・うぅ・・・」


虫は腹部がすっぽりと穴に入ると
今度は少し膨らみだした。


【アーシャ】
（いや！！　ダメ！！
　もしかして・・・・産卵！？）


　★　エフェクト：産卵（ホワイトアウト）


【アーシャ】
「――――！？！？」


虫は大量の卵をアーシャの中へ排出した。
ブツブツしたもので穴の中が埋まる。


【アーシャ】
（うぁ・・・いやぁ・・・
　なんで、こんな・・・ことに・・・）


卵を排出した虫はアーシャの陰部から
抜け出して飛び上がった。


すると、すかさず別の虫が
アーシャの股間へと飛びついた。


【アーシャ】
（うそ・・・
　もしかして・・・また・・・？）


　★　エフェクト：産卵（ホワイトアウト）


虫は卵の溢れる陰部に腹部の先だけを
突き立てて卵を排出した。


【アーシャ】
（うぁ・・・お腹が・・・）


下腹部が虫の卵で圧迫されている。
入りきらない卵がコポコポと
淫裂からあふれ出てきている。


【アーシャ】
（・・・もう・・・いやぁ・・・）


　★　暗転


その後も周りを飛ぶ多くの虫達に
穴という穴へ卵を産み付けられ、
その途中でアーシャは意識を失った。


数日もしたら卵が孵化して
アーシャは幼虫の餌となるだろう。


それまでに絶命した方が幸福であろう。
生き延びて意識が回復してしまうよりは。