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<少年>
ともかく、エルデバームを何とかできて良かったよ。
悪かったな、いろいろと迷惑をかけて。
<アーシャ>
こっちこそ、邪魔しちゃってごめんね。
召喚獣も、けっこう倒しちゃったし・・・
<少年>
ああ、それは後で被害額を請求するから、気にすんな。
<アーシャ>
えー! そっちが向かってくるもんで、
しょうがなく倒したんだから、正当防衛だよ〜。
<少年>
お前が無駄に強いから、敏感に反応せざるを
得なかったんだよ。
<少年>
ともかく、あとで正当な額をちゃんと計算して・・・
ん? なんか、人が大勢こっちに向かってきてんな。
<アーシャ>
ああ、王国軍に応援を頼んだから
たぶんそれが来たのかな。
<少年>
おっと、質問攻めにされたら、たまんねえし
俺はとりあえず、退散させてもらうぜ。
あと、よろしく。
<アーシャ>
え? ちょっと・・
<アーシャ>
ああ、いっちゃった・・・
<クリス>
アーシャー!
<アーシャ>
あ、クリス、こっちこっち〜
<アーシャ>
(うっわ〜、軍の精鋭が何人も。
 もう解決したなんて言ったら、怒られそうだね・・・)


こうして、今回の事件は、無事に幕を閉じたのでした。


森にこれといって大きな被害はなかったようで、その後
人も動物も、いつも通りに生活をしているようです。


私も、いつものようにギルドのお仕事に
精を出してます。


被害額がどうのこうの、という話については
まあ、いろいろとあったのですが・・・


その話は、また別の機会にでも・・・

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