<アーシャ> (エルデバームに向かって、凄い量の精気が どんどん流れ込んでる・・・) | |
<エルデバーム> 足りない・・・ まだ、足りない・・・ | |
<少年> くっ、すげぇ勢いだな。 | |
<アーシャ> エルデバームさん、止めてください! このままじゃ、森が枯れ果てちゃうじゃないですか! | |
<エルデバーム> ふっ、ははは・・・ あなたは、私に死ねというのか・・・ | |
<エルデバーム> 生き長らえる方法があるというのに このまま何もせずに死ねというのか・・・ | |
<少年> 生き延びる時間をほんの少し延ばすために 森まで道連れにすんなよ! 自分の死を受け入れやがれってんだ! | |
<エルデバーム> 森が枯れたら、その外へ・・・ 全てを、吸い尽くしてでも・・・ いや だ、しにたく・・ ない・・・ | |
<少年> やっぱ、何を言っても無駄だな。 でも、森を壊滅させるわけにはいかねえからな。 悪いけど、破壊させてもらうぜ! | |
<アーシャ> でも、どうやって? 下手に攻撃しても、精気を吸い取る量が増えるだけで 森が枯れるのを早めるだけなんじゃ? | |
<少年> ああ、その通りだ。 だから、奴が精気を吸い取るのを 俺が全力で一時的にストップさせる。 | |
<少年> その間、俺は何もできないが あんたが奴をぶっ倒してくれりゃあOKだ。 | |
<アーシャ> あの巨木自体に攻撃すればいい? | |
<少年> ああ。 そんじゃ、いくぜ! |
<エルデバーム> ガッ・・・ き、きさまら、なに を・・ | |
<少年> 長くは持たねぇからな! 頼むぞ!! | |
<アーシャ> 了解! | |
<エルデバーム> させん、させんぞぉ!! | |
<???> オオオオォォォォォ!!!!! | |
<???> オオオオォォォォォ!!!!! | |
<アーシャ> 何か出してきたよ。 | |
<少年> くっ、悪あがきしやがって。 | |
<少年> おい、先にその出てきた奴らを始末しちまいな! | |
<少年> そいつらを操る力がなくなったときが エルデバームの最期だ! | |
<アーシャ> 了解! |