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〜第2話〜

森に住む者たち



森の集落





 そこは30人ほどが暮らしている小さな集落でした。


 私は先ほどの話を聞くために
 レナちゃんの家へと向かいました。


レナの家


<アーシャ>
魔物の凶暴化、ですか・・・
<レナの兄>
はい、1ヶ月ほど前からですかね
急に凶暴な魔物が多く出没するようになったり
今までおとなしかった動物の気性が荒くなったり…
<レナの兄>
そんなわけで、森が危険な状態なので
森の奥へ行くことは長老に禁じられているんですよ。
<アーシャ>
そうですか、それじゃあしょうがないですね。
<レナの兄>
アーシャさんもエルデバーム様のところへ行くのは
今はよしておいた方がいいですよ。
<アーシャ>
そうですね。
<レナ>
あのねー  アーシャお姉ちゃんは
エルデバーム様のことを知りたいんだよね?
<レナ>
それならねー、えっとねー、
ジーナおばあちゃんが、エルデバーム様の
お話をしてくれるのー。
<アーシャ>
ジーナおばあちゃん?
<レナの兄>
ああ、ジーナさんはここからもうちょっと奥へ行った
ところに住んでる方で、このクレイオスの森のことや
エルデバーム様について詳しいんですよ。
<アーシャ>
そうなんですか。
せっかくなので会ってちょっとお話をしてみたいですね。
道を教えていただけますか?
<レナの兄>
はい、えっと、まずですね、
ここから東に向かって真っ直ぐ進んで・・・


 とまあ、そんなこんなで
 私はジーナさんという人に会いに行くことにしました。


森の中


<アーシャ>
(さて、あとはここを真っ直ぐ進んでいけば
 到着するはずなんだけど・・・
 何だか、ちょっと魔物が増えてきたね・・・)
<アーシャ>
(気を引き締めて行くとしますか)

森を中を進む


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