<アーシャ> ふう、やっと止まってくれたよ。 | |
<女の子> すみませ〜ん、大丈夫ですか? | |
<アーシャ> 私は大丈夫だけど、イノシシの方は・・・ | |
<イノシシ> ブモ! | |
<女の子> 大丈夫です。ウリはとっても丈夫なんです。 | |
<アーシャ> そうなんだ。やりすぎちゃったかと思ったけど 心配いらないみたいね。 | |
<ウリ> ブモモ!! | |
<女の子> ウリを止めてくれて どうもありがとうございます。 | |
<女の子> ウリったら、道端の変なキノコを勝手に食べちゃって そしたら急に暴れだしちゃって・・・ | |
<男の人> お〜い、レナー! 大丈夫かー! | |
<レナ> あ、おにいちゃ〜ん | |
<男の人> おお、無事だったかあ。良かった良かった。 | |
<レナ> うん、このお姉さんがウリを止めてくれたの。 | |
<レナの兄> それはそれは、どうもありがとうございます。 | |
<アーシャ> いえいえ、困ったときはお互い様ですよ。 |
<レナの兄> そうですか、アーシャさんはエルデバーム様を 見にきたんですか。 | |
<アーシャ> はい。 | |
<レナの兄> けっこういらっしゃるんですよ。 一目見てみたいって方が。 | |
<レナの兄> 私も何度かそういう人を案内したことがあるんですよ。 | |
<アーシャ> そうなんですか。それじゃあ、ぜひ 案内をお願いしたんですけれども。 | |
<レナの兄> そうしたいのは、やまやまなんですが ちょっと事情がありまして・・・ | |
<レナの兄> 立ち話もなんですし、 詳しい話は村に着いてからにしましょう。 | |
というわけで、私は村へ招待されることになりました。 |