第7話 その2






<デュレスタ>
(くっそー、あのカマキリ野郎、いったい何匹いやがるんだ。
 あんなに沢山いるだなんて話、きいてねぇぞ。)
<デュレスタ>
(こんだけいるとなると、先に逃がした部下達も
 別のところで襲われてる可能性がたけぇじゃねえかよ!
 どうしろってんだよ、ったく!)

キシャーー!


<デュレスタ>
くそっ! また おいでなすったかよ!!




<アーシャ>
(いた! デュレスタさんだ
 って、マンティスグレードまで!)
<アーシャ>
くっ、待てぇ!、私が相手だ!!


マンティスグレードと戦闘

なんとか退治する。


<アーシャ>
よし! これでもう大丈夫。
<デュレスタ>
ちっ、すまねえなあ。
<ライナス>
アーシャ、大丈夫か?
<アーシャ>
あ、ライナス先輩、こっちです。
私もデュレスタさんも無事です。
<ライナス>
そうか。
<デュレスタ>
おい、ライナス。
俺の部下どもはどうなってる?
<ライナス>
安心しろ。4人とも、先ほど見つけて
ふもとの小屋まで連れていったところだ。全員無事だ。
<デュレスタ>
そうか。じゃあ、他のカマキリ野郎が出てくる前に
とっとと帰るぞ、てめぇら!
<アーシャ>
(助けてもらっておいて、なんでそんな態度とるかなあ。)

キシャーー!

<アーシャ>
この声は、まさか!!







<デュレスタ>
くそが! まだいやがんのか!!
<アーシャ>
そんな、こんなに・・・
<ライナス>
アーシャはここで待機して、デュレスタを見ててくれ。
すぐに終わらせる。
<アーシャ>
え? あ、はい。
<デュレスタ>
は!?
てめぇなんぞにそんなことができんのかよ!
<ライナス>
お前がいた頃の俺なら、絶対に無理だろうな。
<デュレスタ>
おい、こら!
やめとけっつってんだろが!


次々と敵を倒していくライナス





<デュレスタ>
ちっ、本当に全部倒しちまったじゃねえか。
<デュレスタ>
いつのまにそんな強くなりやがったんだよ。 しかも、
あんだけの数と戦って、息切れ1つしてねえじゃねえか。
<ライナス>
これでも、まだ、お前とサシで勝負したら負けるだろう。
<ライナス>
だが、昔の俺と 今の俺が どう違うかくらい
お前なら、わかると思うが。
<デュレスタ>
けっ、ああ、痛いほどわかったさ。
ダグラスの野郎が言おうとしてたこともな。
今更だけどな。
<デュレスタ>
基本的な攻撃の1つ1つに無駄がねえ。
狙いも正確だ。加えて、そのスタミナ・・・
<デュレスタ>
こんなでけぇ土台の上に、これからどんどん技術が
のっていくかと思うと、ぞっとするよっ、たく。
<デュレスタ>
今度こそ、とっとと帰るぞ!
これ以上、こんなもんを見せ付けられるのはごめんだ。




 とまあ、そんなわけで、ダークウルブスの皆さんを
 無事に救出することができました。


 そして、私も日々の鍛錬を怠らないように
 しなきゃなあって思いました。

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